花小金井・田無・横河武蔵野校の担当、海コーチの「僕のサッカー人生」

海野　将光コーチ　プロフィール

こんにちは！海コーチです。

ボンフィンサッカースクールも新たな活動場所として花小金井校・田無校・横河武蔵野校でのスタートを切りました。

スタートに向けて、自己紹介も含め、コーチたちが今までどんなサッカー人生を歩んできたか、ブログでお伝えし、より親近感を持って頂ければ嬉しいです。
長いですが、ぜひ最後まで読んでみてください。

サッカーを始めた小学校時代

僕がサッカーを始めたのは、小学校2年生の冬でした。
きっかけは、仲が良かった友達に誘われて始めました。
当時は、空手か迷っていましたが、仲がいい友達がたくさんいるからっていう理由でサッカーを始めました笑

ですが、サッカーを始めると自分でもびっくりするくらい、ハマってしまいました。
前にもブログでお伝えしたことはありますが、家族旅行いくなら、サッカー練習させてくれと思っていました笑

小学校の時は本当にサッカーが大好きで、学校終わったら、ダッシュで帰ってみんなと近くの広場で試合をしてました。
風邪ひいた時以外は、ボールを蹴っていたと思います。

その時に近くに住んでいた浪人生のお兄さんに出会います。

その人はサッカーがとても上手で、いつのまにか自分の勉強の合間に僕たちにサッカーを教えてくれるようになりました！

そのお兄さんは、これができたらプロと同じレベルだ！などわかりやすく伝えてくれていたので、できるようになるために夢中になって練習して、サッカーが益々好きになったことを覚えています。

みんなでそのお兄さんとサッカーを練習していたので、小学校の高学年からは地区で負けたことがありませんでした！

当時は一緒にサッカーやれて楽しいとしか感じていませんでしたが(⌒-⌒; )
今となっては、とても感謝しています。
サッカーの楽しさを教えてくれました！

中学を経て高校で挫折を経験

そして、中学生も3年間サッカー漬けの日々が続き、高校へ進学します。

ここで、初めて挫折を経験します、、、。

僕が入学した高校は、千葉県の八千代高校という当時は県内では有名な高校で、部員は150名を超え、ほとんどが有名な中学校やＪリーグクラブの下部組織から来た選手でした。

さらには、入学した年にインターハイで全国優勝をし、とんでもないところに来てしまったなと、正直思っていたのを思い出します。

ですので、僕は150人中140番目くらいの位置にいたので、高校一年生の時は練習場所がとても狭く、フルコートの４分の１をさらに半分にしたコートで練習していました。

試合があっても、監督やヘッドコーチなどは見に来てくれるはずもなく、トップチームのメンバーは雲の上のような存在でした。

悔しさをずっと噛みしめながら、トレーニングしていました。

初めての挫折でした。

高校でサッカー人生が変わる出会いを経験

そんな時、あるコーチと出会います。Ｎコーチと呼びますね。

元々どこかの小さい国の監督をやられていた方で、世界を渡り歩きながらサッカーの指導者をしていて、一年間限定で八千代高校にコーチとして赴任しました。

Ｎコーチの夢は、自分の子供達（教え子）で世界選抜を作る事！

とてもパワフルなコーチで、日本人は侍だろ！戦え！と体は小さかったですが、関西弁で迫力満点でした笑

Ｎコーチにはいつも怒られていたのですが、１年生が終わる春前だったかと思います。

初めてＮコーチに褒められました。今日の試合良かったなと。戦っていたなと。

これからもこの気持ちを忘れるなよ！と。

急に褒められたので嬉しかったのですが、リアクションが全く取れなかったのを覚えています(;’∀’)

Ｎコーチは１年間の限定でしたので、離れることに。

同じタイミングで、監督が変わることになりました。

新監督になり、初めての練習試合！

その日、僕のサッカー人としての人生が大きく変わります。

新監督は、初めてということもあり、全選手を一度見たいということで、僕が出ていた一番下のメンバーの試合も全て見てくれました。

その次の日でした。

公式戦のメンバー発表で、最後に僕の名前が。

呼ばれるはずもないと思っていたので、初め気づかず返事ができませんでした。

１２０人くらいを飛び越えての事でしたので、興奮と緊張と色々な気持ちが交ざり、現実を受け止めるのに少し時間がかかりました笑

嬉しかったのは間違いなかったのですが。

その日すぐにトップチームでの試合があったので、ユニフォームも何も持ってきていなく、すぐに親に連絡をして持ってきてもらったのを覚えています。

あの時は本当に感謝です。

そこから、全てが変わりました。

試合にも出れるようになり、自分に自信もつきました。

そんなある日、トレーナーさんと話をする機会があり、ある事を言われました。

離れていったＮコーチが、実は僕の事をずっと監督に推薦してくれていたと。

監督が代わるときも、新監督に僕のことを見てほしいと伝えてくれていたみたいです。

それを言われて、とてもビックリしましたし、一番下のチームにいた僕なんかのことをずっと見てくれていたＮコーチに、感謝しかありませんでした

本当にありがとうございました。

今もおそらくどこかの国で、熱くサッカーを教えているのかなと思います。

その後のサッカー人生

その後、僕は大学、社会人と２６歳までサッカーを続けることができました。

高校の時に学んだ諦めない気持ちを大切に、自分がどんな環境に置かれても必死に努力してチャンスを掴む為に頑張りました。

腐らず、きっとチャンスは来る。

ただ、日々の辛いトレーニングはそれだけでは耐えられませんでした。
私は仲間の存在、そして応援してくれる人達の後押しがあったからこそ頑張ってこれました。

その時に一緒に歯を食いしばって頑張ったチームメートや、チームのサポーター、応援してくれた地元の方、皆さんと良い関係が続いていて一生の宝物です。

花小金井・田無・横河武蔵野・落合南長崎校の子供達へ

現在はボンフィンサッカースクールで、コーチとしてお仕事させて頂いており、メインは花小金井、田無、横河校を担当してます。

僕のサッカー人生で出会った、浪人生のお兄さん、Ｎコーチ。

浪人生のお兄さんにはサッカーの楽しさ、Ｎコーチにはあきらめない心、そして諦めなければ誰かが見てくれている、チャンスは必ずあるということを教わりました。

僕もサッカーの指導者として、僕が出会った、人生を変えてくれた浪人生のお兄さんやＮコーチのように、ボンフィンサッカースクール子供達の良いきっかけに少しでもなれるように、引き続きサポートしていければなと思っています。

とても長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。